社外行事
2017.3.30
盛和塾発表 中国四国ブロック選考会 in広島
いつも大変お世話になっております。
少し、時間が空いてしまいましたが
先月の2月24日(金)に広島のガーデンパレスホテルにて行われた盛和塾の中国四国ブロック選考会についてご報告です。
盛和塾は、京セラの稲盛和夫さんが創設された経営塾です。弊社の高畑洋輔社長も香川塾に所属しております。
今回の選考会は、毎年夏ごろに実施される盛和塾の世界大会(この大会には、稲盛さんをはじめ日本のみならず世界から盛和塾の塾生の社長さん、オブザーバーの方々が4,000人程度参加されるそうです。横浜アリーナなどで開催される大会でものすごい人数となります。)での発表者を選考する予選会となります。
今年は、中国・四国の塾生が約700名いる中で、各塾の選りすぐりの代表の方々7名が発表されました。
今年、念願叶って、弊社の代表 高畑洋輔社長は、2年前の香川予選での落選をバネに、今年は香川代表としてこれまでの経営体験を発表することとなりました。
この選考会で上位に選出されると、世界大会にて稲盛さんご本人や、日本や海外の塾生さんに対して「自社の経営体験について」発表するチャンスが巡ってくる可能性が高くなります。
当日は高松から高速に乗り岡山へ、、その後岡山駅から新幹線に乗り、10時過ぎに広島駅に到着、ガーデンパレスホテルにも1番乗りで到着。
移動中の社長は緊張している様子もなく、普段通りに仕事の話をしたりしていました。緊張する姿を見せない背中がとても大きく感じました。
それは、発表までの1か月間悩みに悩んで、内容や資料を考え、発表の練習をし、色々な方にご指導を仰ぎながら、、、
そして何より何より、従業員の1人1人を思い、会社を良い方向にもっていくために、
平成23年の社長就任から情熱を注いだ経営をしてきたからこそ得られる自信なのかなって思いました。
発表は、7人中3番目となります。14時10分から30分間。
13時より開会し、1人目の方の発表が始まりました。
2人目の方の発表が終わり、
いよいよ14時10分より発表の番。
塾生の方々400人の前で、社長の発表が始まりました。
大学時代のサッカー部での経験、出向先からタカハタに戻ってからの苦悩、悩みに悩んだ経営理念の制定、食品事業への挑戦、モデル工場の新設、仲間を襲った不慮の事故・・・
どれもこれも今の「タカハタ」がある上で欠かすことのできない出来事でした。
心を込めて、発表していました。
当日使用した、パンフレット(詳細を確認されたい方はご連絡頂けたらと思います)
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私自身も思い出しました。
入社してここ数年、事業規模は右肩上がりに拡大。
社長を渦の中心に、どんな苦境にも、めげずに諦めずに全員で手を取り合って、頑張ってきたこと。
途中で感情がこみあげてくるところもありましたが、こらえて何とかパワポを操作しました。
食品事業立ち上げのきっかけとなった豆腐殺菌装置
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現在、新たにチャレンジしている豆腐製造機
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仲間のために全員で折った2000羽鶴
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無事に30分話し終え、社長は観覧していた方々から握手で迎え入れられました。
社長の発表の途中で涙を流されている方もいらっしゃいました。
「カッコ良かった」
一緒に発表のお手伝いをさせて頂き、この発表の時ほど、社長を信じて付いてきて本当に良かったと思う瞬間はありませんでした。
毎週、月曜日の朝礼で精読している京セラフィロソフィ
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7人の方の発表を聞かせて頂きどの会社様も素晴らしい会社様でした。
急成長し売上が200億を超えた会社、中国でフィロソフィ教育を実施した会社、苦境の淵から這い上がってきた会社・・・などなど
日本を支える社長さんたちの苦労、自社の経営をよくするために何を行ってきたか、色々勉強させて頂きました。
弊社の発表は、巧みな言い回しができたり、資料の作りがきめ細かかったわけではないですが、
どの方の発表よりも、情熱と気持ちがこもっていると思いました。
「とてもよかった」
「素晴らしかった」
「感動した」
そんなありがたいお言葉を会の終了後の懇親会でいろいろな方々から頂戴しました。
結果は・・・
見事、1位での選出。
最後に社長が、皆さまの前で一言。
「今日は、勝ち負けではなく盛和塾での学びを稲盛さんへの感謝の気持ちを込めて発表しました」
この言葉に、社長の純粋な気持ちがすべて詰まっているんだなと思っています。
来月に世界大会での経営体験発表者が発表されます。
何とか、弊社にチャンスを頂けたらと思っていますが。。。
経営体験発表をするしないに関わらず、
タカハタは、情熱・信頼・進化の経営理念をベースに妥協を許さないものづくりと、
稲盛さんの教えであるフィロソフィーをベースに精進してまいります。
長くなりましたが、ご拝読頂きましてありがとうございました。
経営管理課 M