営業日誌
2021.12.7
ヒスの韓国出張(後編)
(ヒスの韓国出張前編のつづき)
昨日そのお客さんのところで問題なく動くのを確認してから出たのに、そんなはずがない!と思いながら、まずは電話で対応しました。
すぐに解決できる問題であることを祈りながらあっちこっちを確認してもらっても、装置は動きませんでした。
不幸中の幸いで、生産中ではなかったので大至急ではなかったのですが、お客さんの方で解決するのは難しそうだったので、また数時間をかけてその工場に向かうことになりました。
工場に着いて早速確認したところ、故障原因と思われる部品が二つありましたが、どちらもすぐに手に入れることが出来ない部品だったのです!
仕方なく、裏技を使ってそれらの部品が壊れているかどうかを確認すると、まだ手に入りやすい部品の方は壊れていなかったので、韓国に在庫があるかないか分からない部品の方が壊れているのだろうと、緊急打ち合わせに入りました。汗
同じ部品を使っている箇所から使うたびに脱着を繰り返す、、とか、予備品を持っているほかの客先から借りるとか、いろんな話が出ましたが、時間も遅くて業者にも他工場にも連絡できず、具体的にどこが壊れてるかを確認することにしました。
そして戻ってきた静かな現場で、中継ボックスに手を付けた瞬間、体に電気が走ったんです(私ではなく同僚が、、)
そこで今回のトラブルの原因(漏電)が分かり、そこから解決までは一瞬でした。
そのあとは客先の社長さんが用意してくれた夜食を食べながら一息ついて、もう少しだけ不具合を調整してホテルに戻りました♪
体は疲れるけど、こういう突発的なトラブルこそ出張の妙味だと私は思います!
韓国にいたその数日間、色んなことがありすぎて帰国するための陰性判定書を取りに行くのを忘れかけたりもしましたが、無事に帰国準備を終えることができました。
韓国での最後の夜は、いろんな思いが溢れてなかなか眠れませんでした。
客先を回って気づいたこと、学んだこと、それらをこれからどうやって仕事に繋げていくかとか、もう少し頑張れたのにとか色々考えていると、だんだん頭が冴えてきそうだったので、考えることをやめて寝ることにしました!
翌日は朝6時出発だったので仕方なかったです。笑
いつもだと人で溢れる仁川空港もガラガラで少し寂しい気がして、早くコロナがおさまってほしい。と思いながら出国手続きを進めました。
日本に着いてからは、また空港を出るまでが長かったです!
体温を測って、隔離の為のアプリもダウンロードして、PCR検査も受けて、、ずっと空港の中を歩き回らされて、空港から出てきた頃にはもう倒れる寸前でした。笑
交通機関が利用できないため、車にて関空→高松まで何時間もかけて帰ってきました。
私がいない間に家に「G」が侵入してたらどうしようとビビりながら入りましたが、何もなくて安心しました。
出張期間より長い隔離を終えて、初めて出勤したときは入社日以来の最高にワクワクした日でした。笑
約一カ月ぶりの出社は終日バタバタしていてあっという間に過ぎましたが、やっと帰ってこれたと安心できました!
振り返ってみればすごくダイナミックな出張でしたが、今までもそうだったように、今回の出張もいい思い出になると思っています!
以上ヒスでした!